【バスケスキル】ドリブル・フットワークスキル｜インバーテッドグライド

『インバーテッドグライド』とは、ドリブルチェンジした方向とは逆側にグライドするドリブル・フットワークスキルのことを言います。

通常方向と逆にドリブルチェンジしながらグライドすることでDFの逆をつき、タイミング、幅でズレを作るスキルです。

１on１やピック＆ロールのセットアップ（スクリーンを的確に使うために体制を整えること）、プルアップシュート（ドリブルをついてから打つシュート）に行く際のディフェンスとのセパレーション（距離を引き離すこと）などに有効的に使うことが出来ます。

ディフェンスから離れて行くよに使うことでディフェンスとの間にスペースを作り出し、シュートなのかカウンタードライブなのかの駆け引きがしやすくなります。

クロスオーバーやレッグスルー、バックビハインドなどといった様々なドリブルチェンジから『インバーテッドグライド』ができるようにすることでどのようなディフェンスの位置や状況でも使い分けることが出来るようになります。

【あると便利なトレーニングギア】

・フットワークマット

【練習方法｜基礎編】

①フットワークマットの横外側に立つ

②インバーテッドグライド（クロス、レッグ、ビハインド）でマットの上にドロップスタンスを作った状態で乗る

③ボールを持っているサイドにドライブしてストップする

左右交互に行い１分間行う

【練習方法｜上級編】

①フットワークマットの横外側に立つ

②マット方向にグライドしマットの上に乗る

③マットの上でインバーテッドグライドしながら反対側のマットの外側にでる

④最初とは逆サイドで①〜③と同様に繰り返す

１分間繰り返し行う

様々なドリブルチェンジ（クロス、レッグ、ビハインド）で行いましょう

【意識すべきポイント】

・左右に幅をつけてズレを作れるようにしましょう

・グライドしている間はドリブルをフロートさせましょう

・ドリブルチェンジは鋭く、チェンジした方向にボディシフト（重心移動）や目線を配るようにするとよりディフェンスとの間にズレを作りやすくなります

・『インバーテッドグライド』とは、ドリブルチェンジした方向とは逆側にグライドするドリブル・フットワークスキルのこと

・ディフェンスから離れて行くようにすることでセパレーションするスキル

・ドリブルチェンジは鋭く行いボディシフトや目線を逆に向けるようにする

・グライドしている間はフロートドリブルをすることでディフェンスの状況に応じてプレーの判断、駆け引きがしやすくなる

どういった動きに繋げることができるスキルなのかを理解した上で練習し、更にプレーの幅を広げられるようにしていきましょう。

スキルワークアウトでは、一見試合では使わないような動きを練習しているように見えるかもしれません。

しかし、一つひとつの動きを分解し、細分化することで、より細部までこだわったスキルを磨き上げる事が出来ます。

一つひとつの動きでプレーが完結するのではなく、それらが積み重なって一連の動きとなっていくことで試合で使えるスキルへと昇華されていきます。

どのスキルに関しても、細かい点にこだわって練習を重ねていくことで、上達のスピードを上げることが出来ます。

文章や動画だけではすべてを伝えることは難しいですが、全国各地でのクリニックやスキルワークアウト、キャンプでお会いできることを楽しみにしています。

ライムズバスケットボールアカデミーでは、SHOEHURRY!（シューハリー）というコンセプトの元、数多くのプロ選手やプロ志望の選手たち、ユース世代の子どもたちと共に向き合い、選手としての成長と人としての成長をサポートしてまいりました。

バスケットボールの技術（スキル）を伸ばす上でも、競技としての原理原則を重要視し、プロから子どもたちまで一貫して、本質的に大切なことを伝えていくためのプログラムを提供しています。

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